コードボタン・シフトボタン
デフォルトでは、切替ボタンの “Chord” のLEDが点灯していますが、 これは「和音モード」であることを示しています。
和音モードでは、sus4、メジャー、マイナーの各コードボタンを押すだけで和音が鳴ります。
- 7 や M7 など(例: G7sus4、CM7)を鳴らす場合、シフトボタンを押しながら各コードボタンを押します。
- 複数のシフトボタンを同時に使うこともできます(例: 7 -5 Bm → Bm7-5)。
- M7 と 7 を同時に使った場合、6 に置き換わります(例: 7 M7 C → C6)。
- -5 シフトボタンと sus4 コードボタンを同時に使った場合、+5 (aug コード)に置き換わり、sus4 は無効化されます(例: -5 Csus4 → Caug)。
- dim7 は、構成音の同じ m6-5 を鳴らす操作をすれば、自然に出てきます(例: 7 M7 -5 Bm → Bdim7)。
- “Key/Tempo” シフトボタンを押したままコードボタンを押すと、そのコードが中央に来るよう「移調」されます。
- 電源を入れたときは、基板に書かれた通り、中央がCsus4/C/Amです。移調すると、コードの並び全体が横にシフトします。
- すでに中央に来ている場合、sus4ボタンで半音上がり、マイナーボタンで半音下がります。
切替ボタン
中央の上にある3つの切替ボタンで、下記のようにモードを切り替えることができます。
- ”Chord” を押すと、単音モードと和音モードが交互に切り替わります。
- 単音モードにすると、1つのボタンでそのコードのルート音だけが鳴ります。
- 単音モードであっても、複数のボタンを同時に押せば和音が鳴ります。メジャー・マイナーなど、よく使う多くのコードは近くのまとまったボタンの同時押しで鳴らすことが可能で、手動アルペジオ演奏にも便利です。
- “Beat” を押すと、リズム音が鳴ります。もう一度押すと止まります。
- “Arpeggio” を押すと、アルペジエータモードのON/OFFが交互に切り替わります。
- アルペジエータモードにすると、押したコードで自動的にアルペジオ演奏を行います。
- 和音モードでは、ボタンを押したときに和音も同時に出ます。単音モードに切り替えると、アルペジオ演奏だけをさせることができます。
- テンポを変えるには、”Key/Tempo” シフトボタンを押したまま、”Beat” ボタンでリズムをとります(タッピングします)。
その他の機能
- MIDIチャンネル(1~16)の切替
- 各MIDIチャンネルの波形の変更
- 各MIDIチャンネルのエンベロープ(ADSR)値調整
- アルペジエータ使用時
- テンポの 1bpm 単位での微調整
- 同じテンポなのにリズムがずれている場合の調整
- 1ビートあたりの音の回数の切替(4回、3回)
詳しくは操作表を参照。
オクターブ調整
左にあるスライダーでオクターブ(音域)を上下させることができます。 コードを鳴らしながら行えば、より楽しく演奏できることでしょう。